今の世の中ってなんか…
最近思うんです。
僕がニートになったころ(約七年半前)に比べて、なんだか世の中がニートにやさしくなったなって。
例を挙げます。
公的なニート支援機関としてサポステというところがあります。
ここは何でも「働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者」を支援してくれるそうです。
それで、ホームページを見てみると、その中にQ&Aというページがありまして、そのなかにこんなQがありました。
病気ではなく、ただただ自分が大学時代に就活をサボってニートになったんですが、相談に行ってもいいんでしょうか
こんなもん普通、いいわけねーだろが、ボケ!でおわりでしょう。
でも違うんです。このQに対するAをご紹介しましょう。
ご相談ください! サポステの利用は働かなくなった理由を問いませんので、ぜひご利用ください!専門のスタッフとの相談のなかで、「働く」への一歩につながるかもしれません。サポステのスタッフと一緒に考えてみませんか。最寄りのサポステにお電話ください!
ですって。こんなにやさしくていいんでしょうか。
そのほかにもハロートレーニングなるものもあって、こちらは紹介の動画がYouTubeにアップされてます。こちらにはなんと六代目三遊亭円楽師匠が出演なさっていて、なんかもう、とにかく明るい雰囲気なんですね。普通の専門学校の紹介映像みたいな感じ。
お時間がありましたら見てみてくださいよ。約30分です。
昔はこんな感じじゃなかったと思うんですよね、たぶん。
もっとこう、甘ったれるな!みたいな感じで。
あとなんか、おじさんなんかが「ニート」ってきくと急に目がいきいきしてね。
さあ、説教したるぞって、腕まくりして乗り出してくるみたいな感じね。
そういうのがあったと思うんですけどね。
まあ、でもこれ自体は良いことですね、やさしいってのは。
だから、きっともうニートであること自体に罪悪感とか、肩身の狭さとか、そういうの感じるのって、ハッキリいって無意味ですね。
うだうだやってたければやってればいいんですよ。金さえ続けばね。まあそれが一番の問題なんですけどね…