朝生(9/1)をみた
今朝、朝生をみましたよ。
それで、その勢いでスタディサプリを見ましてね。
それをすぐにアウトプットしました。
ここまでは、絶好調ですよ。
あんまり調子がいいもんだから、そのままもう一記事、朝生のアウトプットをしてしまおうと、とりかかったんです。
でもなんだか眠くなって寝てしまったんですねえ。
そんで起きてみたら、もう、朝生がどんな内容だったか、きわめて断片的にしか思い出せない。
ダメですねえ、もっと緊張感をもって、メモを取るとかして聞いてなきゃダメですねえ。
でもまあ、アウトプットの練習ですから、とにかくできる範囲でやってみますよ。
おぼろげな記憶を振り返りつつ
まず、議題は、AIについてでした。
AIが話題になるからには、やはり、シンギュラリティとか、AIが人間の仕事を奪うとか、そのへんの話になりますよね。
それは覚えてる、さすがに。
問題はそのへんの概念がどうつながってくるか、ですね。
うーんと。
たぶんこんな話だと思うんですよね。
いま、AIがものすごい勢いで発達してる。この調子でいくと、いろいろと、今まで人間がやっていたことをできるようになっていく。
例えば、家事とか、事務作業とか、あと介護とか。
そうすると、そういう、AIができるようになった仕事はAIがやればいいわけで、そういう仕事で雇用される人間が減ってしまう。
それを、脅威ととらえるか、チャンスととらえるか。
チャンスととらえる場合
まあ、日本はこれから、極端な少子高齢化社会になりますね。そうすると人手不足が深刻になる。
例えば、おじいちゃん・おばあちゃんがたくさんいて、その中で介護が必要な人がたくさんいる。
でもそもそも高齢者より若者の方が少ないし、介護職に就いている人も少ない。
だから、介護してほしい人はたくさんいるのに、介護する人が全然足りない、ということになる。
ここで、もしAIによって、介護ロボットみたいなのができれば、力持ちだし、いくらおじいちゃん・おばあちゃんのベッドの上り下りとかを手伝っても疲れないし、まして腰痛なんかにもならない。
あとは、地方の過疎化なんて、もう既に問題になってますよね。
そもそも人が少ないから、バスとかを走らせても採算が合わない。
それがもし自動運転のバスとかがあれば、運転手を雇わなくて済んだりして、採算が合うようになるかもしれない。
などなど、本気になって、日本社会が抱える問題にAIを駆使して対処する気になれば、いくらでもやりようはある、と。
しかも、あと何十年か後には、中国なんかも少子高齢化社会になるのだから、それまでに日本が、そういうもろもろの問題をAIで解消するノウハウを積み上げておけば、大きな商機が到来するかもしれない。
とこんなところですかね。
チャンスととらえる、からの企業、政治批判
ああ、そうそう、そういうふうにチャンスが転がってるから、今こそおもいきってAIに投資すべきなのに、どうもその動きが鈍い。
これはいったいどういうことなんだ!
というわけで、大企業や、政府を批判する、という流れにもなりましたねえ。
そういう状況を改善するための教育改革
それで、それは要するに、日本社会が戦後復興期を戦ってきたやり方のまま変わろうとしないところに問題があるのだ、という話になっていく。
環境が激変しているのに、現状維持をしていては、衰退していくばっかりだぞ、と。
じゃあ、こういう困った現状をどうするか。
教育をかえなくては!
という話にもなりましたねえ。
ゲストによのなか科の藤原和博さんもいらしてて、たしかこんなことを話されてましたね。
どういう力を育てるべきか。
今までの日本の教育は、「正解のある問題に答える力」を育てるものだった、と。
それは、日本が戦後復興するにあたって、定められたタスクを正確に遂行する人材が大量に必要とされたのだから、それはそれで合理的だった、と。
しかしいまや日本は経済復興を遂げ、成熟社会となったのだから、そこで必要とされる人材もおのずと変わってくる。
いまは、まんべんなく仕事をこなせる人材よりも、なにか一つのことで突き抜けた人材が必要とされている。
そういう人材は従来の教育では育成できない。
これから必要なのは「正解のない問題に答える力」を育てる教育なのだ、と。
AIが社会を変える
とまあ、これらは大体、AIの発達をチャンスととらえようとする場合の話ですね。
たぶん物事100%いいことづくめってことはなくて、悪い面もある。
AIが様々な分野で人間を超える能力を手にし始めるときが、いつか必ずやってくるわけで、そうなるとその分野の仕事はAIが担うことになっていく。
すなわち人間は仕事を奪われちゃう。
これはすぐにおもいつくAI脅威論ですよね。
でも、AIがいきなり、例えばドラえもんとか鉄腕アトムみたいに何でもかんでもできるようになるわけでは、もちろんなくて、なかなかAIができるようになりにくいものもあるそうなんですね。
そういうところは人間が担うしかないわけで、そういうところで新しい仕事が生まれたりもしてくるらしいんです。あとは既存の職種でも生き残る人も出てくるらしい。
例えば、銀行の窓口業務なんかはAIが得意なことらしいんですね。
でもそれはお金の出し入れの手続きとか、そういうことらしいんですね。だから、それこそ、そういう手続き的な作業を、無愛想に、「機械的」にこなすだけの人はバシバシAIにとってかわられますと。
でもまあいわゆる”神対応”みたいなね、もうニコニコして、忙しそうなビジネスマンがきたらテキパキ対応して、不安そうなお年寄りが来たら、懇切丁寧に案内するみたいな。
そういうプロフェッショナルな感じの人は、AIと共存できていく、と、そういうことらしいんです。
でもそういうスゴ腕って、各業界のトップ1%みたいな人達ですから、それ以外の人は職にあぶれる。
そうなるとやはり、ベーシックインカムはどうしても必要になってくるのではないか、と、そんな話もありました。
以上のことをふまえて考えるに
こういう話を聞いてるとね、まあ、すでにいわれてることですけど、やっぱりこれから大事になってくるのはモチベーションってことになってくるんでしょうね。
日々それに改良を加えてレベルアップしていくような、そういうことを仕事にできる人が、いい循環に入っていく。
自分の周りを見渡してね、自分ともよく対話して、
「自分はいったい何が好きなのか」「何ならずっとやっていけそうか」
と、そういうことを日々問うていくのが、
遠回りなようでいて、結局は近道だってことなんですかね。
最後に
ふう。やっぱりアウトプットしてみるっていいかもしれません。
分かったつもりで分かってないこともたくさん発見できますね。
今はね、落合陽一さんの『日本再興戦略』を読もうと思ってます。
それでは、みなさん、ごきげんよう。